スノースクート立山室堂キャンピングライド!天候に恵まれて最高の二日間になりましたのでご報告です。
もう15年以上続けてきたスノースクートでの立山バックカントリー、昨年の剱岳登攀滑走から一年、今シーズンはバックカントリースノースクートキャンプに挑戦してきましたよ。
一般的には難しそうと思われる(なにが一般的かはこれまたわかりませんが、、)スノースクートとテント泊での残雪バックカントリー、果たして相性は!?
ウインタースポーツ用品、バックカントリー用品の流れで本格軽量キャンプギアも取り扱い研究を進めてきた結果、構想数年、自転車に荷物を積載する「バイクパッキング」の手法も使えるのではないか?と思い立った今シーズン。
厳冬期は難しいかもしれませんがこの時期の残雪バックカントリーならキャンプできるかもしれない!とチャレンジ。
スノースクートにテントやギアを積載すればなんと荷物を積んだソリと同じ状況に。これなら平行移動はスキー、スノーボードどころか登山者の方よりも負担が減るかも?
代表オオスミはミニマムさの中に必要用品を厳選。ダカインの40リットルバックパックにアイゼンやストックなどの登攀用品、エアマットとちょっとした食料をメインにパッキング。スクートにはMSRのアドバンスプロテントと寝袋2個を取り付け。
装備品を減らしても寝袋を優先するのは寒くて寝れないのだけは避けたいため。この時期でも夜の立山はマイナス気温になりがちです。
総重量はそれなりなんですがスクートに取り付けてるので平地移動や下りはそのまま滑れるのがポイント。
有岡店長はグレゴリー75リットルに全てをパッキング。なんと椅子とテーブルまで。。!クッキング用品も充実。
歩く分には快適ですが、滑るときは首、頭の動きに制限が出るので(バックパックの高さがあるため)急斜面は少し注意が必要。
この荷物量となるとライダーに加えて登山家としてのノウハウも必要ですね。
荷物の大きさと重量でターンの荷重も半端ないです。基本は下り基調のキャンプ地までの道中も緊張感がありましたよ。
今回の野営場は雷鳥沢。ゴールデンウイークのころに比べればテントも10〜15張ぐらいでまばら。
登山の方が半分、バックカントリーを楽しむ方が半分というところ。
今回は大きな斜面を狙わずに滑走50%、キャンプ50%のイメージでキャンプ地から見える斜面を右から左へ順にショートで滑って行きました。
夜、雄山山頂から覗き始めた満月に、ただ感動。
スノースクートってウインタースポーツ未経験の方が長靴でもワイワイ楽しめて、練習したら綺麗なターンができて、新雪も味わえて。。
さらにジャンプではBMXよりも安全に??バースピンとテイルウイップなんて複雑なトリックができて。
そこにバックカントリーはもちろん、キャンプのお供までしてくれるなんてまさに感動そのものでした。
(大事なスノースクートは荷物運搬ソリだけではなく、ときには椅子やテーブルにもなってくれましたよ)
その模様はインスタグラムのリール動画でエディットしましたのでどうぞ興味のある方はご覧くださいませ。
今シーズンは今回にて滑り納めかなと思っていましたが、キャンプライドでスクート愛は増すばかり
まだ雪のあるうちは機会をみて何回か滑りにいけたらいいなと思っております。
気になるスクート最新情報やオンラインショップの更新は8月お盆明けを目処にスタート予定です
一年中雪が忘れれない方もいつでもお問い合わせご来店おまちしております。
2023-2024 今シーズンも皆様ありがとうございました。
来シーズンももっともっと滑りましょう!
トウーレイトスポーツ 一同