スノースクート動画 スノースクート来シーズン待望の最新ボードセット! トリニティ TORINITY SSST テストムービー
スノースクート最新情報、2019-2020シーズンのリリースを目指して、最注目のスクートニューボードセット。
「TORINITY-SSST 通称 最最先端」プロトタイプボードでのテストムービー!!
まずはぜひこのムービーをご覧ください! 前半のパウダーから後半の圧雪、パークまで全てトリニティSSSTを装着した一台のスクートで滑っていますよ。一台でカービングからパウダーまでとても高いレベルでこなす驚くべきオールラウンド性能。
メジャーなスノースクートはもちろん、海外ブランドのスノースクートフレーム、スノーモトなど様々なスノーバイクに組み合わせて滑走出来るようにプロトタイプを毎日乗り込んで、日々改良やシェイピングを行なっています。
そんなトリニティSSSTを先日パウダーに恵まれた富山県立山山麓とハードで滑りごたえのある圧雪が滑れる長野県峰の原高原でテストライド。数本滑って簡単なムービーを作ってみましたよ。
プロトタイプボードを組み上げてのテスト。現在リリースされているパウダーボード同様の長いフロントボードと少し尖ったラウンドノーズ。十分なワイド幅を持ちながらスムーズなトータルシェイプ。ターン弧の大きなサイドカーブ設定に加えて反発力を持った太いリアボードテールが特徴! 倒し込めば大きなスムーズなターンが、そしてボードの反発としなりを最大限に使うことで円弧が小さく飛ぶような強烈なターンも可能。
スノーボードやスキー以上にどんどん巨大化していくスクートボードへのアンチテーゼ。
ボードが広く長くなることによるメリットを存分に活かしながらも、コントロール性とスクートらしさを両立させる為に、充分なフロントボードサイズにショートワイド化されたリアボードを組み合わせて全長180cm以内に収めることに成功。
-滑りに不必要なシェイプを削ぐことでより効率的なエッジコンタクトと浮力を強めさらなる滑走性の高みを実現。またバックカントリーで必要な軽量化と取り回しの良さに対応。
スノースクートで雪山の楽しみを発見して、パウダーの魅力に取り付かれ、そしてカービングの奥深さも知ってしまったら、、自分のこだわり詰まった一台のスクートで全ての状況でハイクオリティなフリーライディングな滑りができたらと、、
「スノースクートで山いっぱい、ゲレンデいっぱいを使ったフリーライディング。」
スノーボードやスキーでもおなじみですが、フリーライドとはゲレンデ、バックカントリー問わず、山の上から下までを自由に滑り降りながらカッコ良さと楽しさを追求していくそんな楽しみ。ウインタースポーツにおける根源的で普遍的なライディングですね!
スクートでもそんな自由なフリーライドに憧れて次のステージに向かっていく為にオールラウンドでどんな状況でも信頼して滑れるスクートプロダクトを望んでいるスクートライダーが増えてきていますね。
今回のムービーではたった二日間の撮影ですが、ディープなパウダーからボコボコ不整地、そしてガッチリとしたバーンでのカービングと。。トリニティSSSTならではのゲレンデ全てを使う「フリーライドスノースクート」の可能性が見えてきます! ここまでオールラウンドに滑走できるボードはスクートキャリア20年を超えるトウーレイトスポーツも初体験。
いきなりプロトタイプをフレームにそのままつけて1本滑っての感想は、、このボード。。
「衝撃の安定感」
風の抵抗を感じるほど滑走速度が上がっているのに安定感がありすぎて今までより自分がゆっくり滑っているような錯覚を受けます。自然に笑顔とアドレナリンが。。
パウダーライドでは十分過ぎる浮力がありますが、二本で一本のスノーボードのようなスムーズなシェイプでかなりのパウダー速度域でも自由にターンが刻めるコントロール能力に驚き。スクートでパウダーボードというと表面積が広く雪面に浮くことを重視したボードが多い中、ここまで新雪で自由にターンやスライドできるボードは初めてかも!? 意識して新雪に潜ったり、深くターンしたりと浮くためだけではないパウダーでのコントロール性を追求したボード設計なんですね。まさにパウダーでカービングできるボード!
新雪では計算されたフロントボードシェイプで最大幅315mmという太さを持ちながらもワイドさを感じさせない取り回しのしやすさ。ディープパウダーを縦に飛んで落ちていくことも深いスプレーをあげることもライダーの動き次第で自由なラインを描けましたよ。
これだけパウダーを楽しめればそれだけでも大満足な滑走性能なんですが、さらに凄いのは圧雪バーン。カービングフルスペックの計算し尽くされたサイドカーブシェイプと長い有効エッジに抜けのいいリアボードの長さ。
スクートはほとんどのボードでフロントボードはテール部分にいくほど細くなっており、ハンドルを少しターン方向と逆に切った時にフロントボードのエッジングがしやすくなっています。(カウンターステアという表現もできますね)
そういったシェイプは軽快さもありしっかりエッジが雪面に当たれば誰でもターンを楽しみやすいのですが、フロントノーズから切り込んでいくような高速域でのターンの場合はターンGにボードのフレックスが負けてしまったりすることがあります。ライダーの滑りやスピードがボードの性能を追い越してくるとフロントボードがフレックス負けしてしまい突然エッジが流れたり、フロントの先がぐにゃっとしなりすぎて転倒もありえます。
そういったシェイプは使い勝手のいい部分もありますが、乗り込んでいくとターンの左右の切り返しの際にもわずかとはいえハンドルを逆側に切ってやる必要があるぶん、ターンの切り返しにタイムラグが生まれ、不整地では雪面ギャップに拾われてコントロールが弱くなることも。。。
さらにフロントボードのテールが細いことで急斜面でハイスピードのフルブレーキングをかけたときにエッジからボードへのブレーキ圧が弱くなるので限界ギリギリのスピードになった場合に少し頼りなく感じることもありますね。
今回のSSSTボードはフロントテール部分のシェイプ絞り込みが少なく、ハンドルをほぼ切らずにスクートを傾けるだけでレールにハマったような安定したロングターンを実現。もちろん、ターンでスタイルを出す場合にはフロントノーズからの切り込みとねじれ反発を意識したショート、ミドルターンにフル対応するフロントボードシェイプになっていて、アイスバーンでのフルブレーキングやスピード調整(スライドターンですね!)も物凄く安定していますよ。
ウインタースポーツでは苦手意識を持つ方も多い、硬いバーンでのカービング時。急斜面やバンク地形での高速域カービングもターンの遠心力をフルに活かしたベタ踏みロングターンでのエッジホールド感が気持ち良さ満点で、さらにどんどん乗り込めばフロントボードのトーションを使ってボードの反発を活かす飛んでターンするようなドルフィンターンやクイックなターンで中斜面や緩い緩斜面で自由なラインでカービングだけしても1日楽しめる奥の深い設計。
リアボードの290mmというテール幅も誰でも安定感を体感しやすく、テールがロッカーシェイプになっていないトラディショナルなキャンバーシェイプなのでボードを踏み込むことできっちりとテール部分が雪面をホールドしながらコンパスで書いたようなスムーズなカービングラインを刻めますよ。
テストしたライダー達は口を揃えて
「今、新雪を滑っているのか、圧雪バーンを滑っているのか忘れてしまうぐらいどんな雪面でも安定して自分の100パーセントの滑りが出来てさらに新しいスピードやスタイルに挑戦したくなる」
と感想を述べています。
スノースクートはボードの特性で滑りが変わってくる部分が大きいので自分にあったボードセットを選ぶのは凄く大事なんですね。
最後はトリニティが大事にしているフリースタイルスピリット。フリースタイルといっても、BMX的なクールなストリートトリックはもちろんですが、ウインタースポーツならではのターンのラインやジャンプのひねりのスタイルでも表現できますよね。トリニティは乗り込むことで乗り手のスタイルがさらに溢れでるようなボード設計を重視しているので、誰もが自分だけの型にハマらない表現ができますよ。
BMXや自転車の衝動をルーツにスキーやスノーボードが持つ滑り本来の魅力をハイブリッドに落とし込んだトリニティSSST!!
BMXライクなバースピンやウイップなど回転系トリックはどうしてもボード幅、長さもあるので練習しだい。。という印象ですが、トリックの基本といえるオーリー(バニーホップ)のスペックが凄く高いので、エアーからパークアイテムまでトリックがもともと得意な方ならパークを流している間やフリーライド滑走中にどんどんアクションを加えていくことが出来るとおもいます。
飛んでからの着地の安定感が素晴らしいのでパークやパウダー着地も少し飛び過ぎたぐらいではビクともしない着地力。レールやボックスなどジブアイテムも試しましたが今までのボードよりわずかに短い設定のショートテールで思ったよりボード全長を感じないのでパークライドも十分以上に楽しめます。
また、飛んだりトリックをあまり行わないようなスノーサーフライクなラインで楽しむ地形系のパークとの相性も良く、カービング中に行うフリースタイルトリック、フェイキーやリバースターンなども物凄くやりやすく感じますよ。
現在のプロトタイプからさらに数ミリ単位でシェイプ調整を行なっていくので、このままでもすぐに乗り込みたいぐらい具合がいいのに、もっともっと乗りやすく、楽しく、限界性能が上がっていくと思うと。。今から完成が待ちきれませんね!!
というわけで、トリニティSSSTは今までありそうでなかった未だ開発されていなかったコンセプト。「パウダー浮力と、硬いバーンでの確実なエッジング性能を両立させてフリーライドを楽しむ」スペシャルボードといえるのではないでしょうか!?
写真を見ると長いフロントボードですが、リアボードがショート化されているので全体サイズはそこまで長くないんですよ。
ただ、その有効エッジの長さゆえに、全くのスノースクート、スノーバイク初心者の方が乗りこなすには少しコツがいりそうですが。。 乗り込んでいくにつれわかってくる、ボードを使いこなして自分自身が上達していく感覚が目一杯楽しめますよ〜!
最新トリニティSSSTはこんな方におすすめ。
-今乗っているスノースクートボードから交換して滑りをレベルアップしたい
-一本のボードセットでムービーのような色んな場所で楽しみたい
-最先端のスクートプロダクトを体験してみたい
-今までのトリニティボードを乗り込んできたトリニティユーザーの皆さん
という方、ぜひ来シーズンに向けてブログやトリニティホームページをチェックしてみてくださいね。
トウーレイトスポーツでも発売が決定しだい、
2019夏に向けて予約を開始いたしますのでお見逃しなく。
今回のトリニティSSSTは通常のスクートフレームだけではなく、海外ブランドのスクートフレームやスノーモトなど様々なスノーバイクに取り付け出来るように開発が進んでいますので、色んなスノーバイク好きの皆さんもぜひトリニティならではの圧倒的滑走性能を楽しんでくださいね。
トリニティ来季モデルにご興味の湧いた方、いつでもお店にお問い合わせくださいね。
3月、4月と各地で行われているトリニティミーティングでも試乗できますよ。
SSSTのコンセプトはこちらのブログ記事でもご紹介していますよ。
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