スノーシーズンも終盤戦。今年は積雪が多くまだまだ滑れてスノースクートライダーには嬉しい限り！
春雪での滑走や残雪のバックカントリーも楽しい時期に遂に入荷。５年近くの歳月をかけてテストしてきたトリニティスノースクートプロステムが入荷しました。
国産アルミ削り出し、ステム本体重量なんと198g!! BMXステム、スノースクートステムを合わせても世界最軽量と言えるコスト度外視でこだわりにこだわった最高級ステム
鈍く輝くアルミ削り出し、国産工場だからこその品質、形状はベーシックなトップロードですが、スクートライダーが考え抜いた驚くべきこだわりが詰まっています。
本体重量は衝撃のわずか198g。
大胆な穴あけ軽量化に目が行きがちですが、このフォークコラムプランプ部分のスプライン加工。
スノースクートはステム周りのセッティングが多いですよね！極寒の状態でも携帯工具で軽く、確実にトラブルなく固定するためのスプライン加工が完璧な精度で施されています。これは型に流し込んで製造する鋳造では実現は難しく複雑な工程で作られるCNC加工ならでは。
さらに驚きのハンドルクランプ部分のスプライン処理、この部分に加工が施されているのは知っている限りではBMX高品質パーツで有名なフライバイクスのステムぐらいでしょうか？
削るだけとはいえ工程が複雑になるため国外工場では再現が難しいスプライン処理、ハンドルの固定力がかなり高まりす。
スノースクートは滑走のシチュエーションに合わせてハンドル角度を変更したり、車への積み込みでハンドルバーを外すことも多いと思うのでハンドル固定力は大事です。プロステムはかっちりと固定できるスプライン処理で安心、安全！こちらも見事な精度での加工になっています。
さらに裏側の加工、どこまで削るんだ、、という具合ですが、軽量化とともに表面積を増やす意味もあり強度アップにもなっています。選ばれし素材はアルミ合金最高強度のA7000系 鉄S55C同等スペック。通常であれば航空機、宇宙用部品に使われるスペックのアルミベースを贅沢にも削り出し国内工場にて製作！
各パーツの角部分は全てR処理が、、！切削は鋼材を入れ替えながら五回の工程の手間をかけて、一個制作になんと五時間以上かかるという完全に採算度外視なプロダクト。
なぜステムにここまでこだわれるのか？それは製作者自身がスクートライダーでもあり、パリダカ使用パーツなど高精度パーツを削り出してきたこの道２０年の切削プログラムプロフェッショナルによるマシンプログラミングで作られるから。
ライダーが最高のプロダクトを作りたい！その思いで5年に渡るプロトタイプ製作とテストが行われてきました。
あまりにも美しい造形美、チタンボルトの採用でさらに軽量化、付属するM8チタンボルトはボルトのヘッドが大きいため通常ステムに取り付けることは難しいのですがプロステムはチタンボルト対応（通常のスチール、アルミボルトも使えます）の切削でさらに軽量化が可能になりました。
ステムのサイズ感は高さが3cm上がるライズ30mmのトップロード、ハンドル取り付け位置が3cm高くなるのでヘッドスペーサーと組み合わせることで低くすることもできますが、最大3cmの高さアップも可能、ハンドルバーを１インチサイズアップしたようなリラックスポジションと操作性の軽さを生み出します。
リーチは50mmと標準的、フリーランを中心にカービング、トリックまで万能なサイズ感です。
コスト度外視で作られるためかなりの販売価格になっていますが、３００日以上の滑走でもビクともせず、チタンボルトにありがちな焼き付きもありません。
精度良く削られた硬い7000番アルミ素材とボルトの相性が抜群で、薄くボルトグリスアップするだけで何シーズンもガンガン乗ることができます。
ステム表面は長年のライドでくすんできたら少しピカールなどで磨くと見事に輝きが蘇ります。
一つ作るのに五時間、、！大量生産できない上に材料のストックの関係で生産予定数は三十個のみ。
完売したら再生産は当分できないというトリニティプロステム
「大好きなマイスクートだから一番軽くて、最高のステムが欲しい」
そんなスクートを愛するライダーの方はぜひ取り付けて更なる高みの滑りを楽しんでください。
トリニティスノースクートプロステム
重量198gにチタンボルトセット
ライズ30mm,リーチ50mm
58,000円
スノースクートステム TORINITY SNOWSCOOT PRO STEM トリニティ プロステム チタンボルト セット【198g】
店頭及びオンラインショップに入荷中です
