現在、国産オガサカファクトリーにて順次プレス中。いよいよ初回入荷間近!? マニアックな存在感と次世代のスクートライディングの可能性を感じさせる今シーズンのスクート用ワイドボード「トリニティ」のサンプルボードを天然雪でオープンした白馬五竜でインプレッション★
ゴンドラで一気に山頂です。 スクートはゴンドラ内部に詰めるのでらくちん!ワイドボードを取り付けたスノースクートは全長も長くなりますが、車載やゴンドラへの積み込みもスムーズでした。
人と並べてわかるこのフロントボードの迫力! 今までのスクートボードに比べると表面積が違います
こちらは裏側、オールブラックのソール。ワックスも入りやすい最高グレードのソールが採用されています。 フロントとリアボードの間の隙間がほとんどないのがご覧になれますでしょうか?パウダーの滑走性を考えての形状で、限りなく深雪での抵抗が減ります 一本のスノーボードのようですね
今回のセッティングは軽量なスタイルAのフレームにアルミハンドルに市販されている硬めのNKSラバーブッシュのみというとにかくシンプルなパーツ構成。 最小限のパーツ構成でボードの性能を際立たせる一台で試しました。
こちらがフロントボードのアップ、写真のボードはサンプルで真っ白のトップシートにグリーンのアイコンが入っています
製品実物はホワイトパールが入れ込まれた真っ白のトップシートにシルバーの細い線のロゴ、サイドウオールはホワイトとなります。
パウダーを滑ると、ボードと雪が白く重なってまるで「滑る未確認物体」のようなビジュアルに!?
ゲレンデオープンしたてで、コンディションは前日の雨で凍ってカチカチ。朝の圧雪もかかっておらず、細かい凹凸が多い状況、そんななかテスト開始。
深雪やパウダーで性能を発揮する印象のワイドボードトリニティですが硬いバーンでのカービング性能が凄いです。 フロントボードとリアボードに上手く体重を乗せてターンすればGに応じてリアボードの一番後ろまでエッジが食い込み、ここまで倒しこんでもエッジがずれたりすることが無いんです。
フロントボードの剛性がしっかりしているトリニティですが独特のサイドカーブが凹凸を吸収してくれるので弾かれずになめるように前に進んでいきます
オールラウンドな三位一体の滑走性がコンセプトということで、驚きのターン能力!
ここまで来るとどこまで倒し込めるか試したいところ! ボードが垂直になるぐらいのこの角度でもエッジが逃げません。もちろん滑った後には一本のカービングシュプールが。。 チューンナップを研究したりしてエッジを調整すればまだまだいけるのかも?
きちんとターンのGをかけてやればそれに応じてボードがしなり雪面を逃さない設計なんですね!
どこまでもエッジが噛むので倒しすぎると、思っているよりも曲がりすぎてゲレンデに対してカービングしながら真横を向いてしまうこともありましたが、製品版はサンプルよりリアボードのフレックス(硬さ)設定が増すようで体重のある方やハイスピードライディングする方でも安定しそうです。
フロントボードは太く長いですが、リアボードの長さは通常のスクートと変わらないまま太さだけが増していますのでグラウンドトリックやジャンプの踏切や着地も以前と変わらず、、というかむしろ大安定!
フリースタイルな味付けも実に嬉しいトリニティボードという感想でした。雪上自転車としてのスクートの楽しさ、滑走性にさらにスノーボードの強みがプラスされたような感覚!
あとはガッツリ降ったらパウダースノーも楽しみですね。
一本であらゆるシチュエーションを試せるこのボード。限定生産となっていますので、気になる方は、フレームや取り付けの相性など、、なんでもご相談下さいませ〜っ
【予約受付中】スノースクート ワイドボードセット TORINITY トリニティ
限定生産 11月下旬より入荷予定
134,400円(チューンナップ、組み上げなどお気軽にご相談下さいませ)
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スタッフも通う富山のホームゲレンデ、大好きな立山山麓スキー場! 先週末に山頂50cm!?
地形も豊富で、広さもあってウインタースポーツの色んな楽しみを教えてくれます。今年もいっぱい降って、沢山滑らせて頂きたいなーと今から楽しみです。