7/24 富山県桜ヶ池スケートパークでのBMXジャム&コンテスト「チャリンピック」終了。炎天下の中40名を超えるライダーが熱いライディングを見せてくれました!
TOOLATEでは毎年国内最大のスクートイベントホリデイズを開催していますが、同じぐらい(もしかしたらそれ以上?)に面白いのがBMXジャム&コンテストチャリンピックです。北陸のBMXライダーを中心に盛り上がるチャリンピック、今回はいつもの富山駅横パークでは無く、城端町桜ヶ池スケートパークでの開催となりました。
前夜祭では久しぶりに見た酒ノリ(悪ノリ)。普段はあまりバカになってるのをみたことがないストリートライダーが暴れていました。燃やされるBMX、ミニランから投げられるBMX、ロケット花火とBMXのコラボレーション、ハンドルバーに詰まったコショウ。、、ジャンレスなDJプレイ、月明かりのバックギャモン。
翌朝はなぜかネバネバしている(絶対ビール)ジャンプランプの掃除から始まりました。皆、素に戻って黙々と掃除している姿が笑えました
9時集合というのに選手もスタッフもボチボチ集まってきたのが10時過ぎ。選手と話し合ってフラットは午後からトーナメント方式、ストリートは午前にジャム予選を行い、午後から本戦ということにその場で決めました。ああ、、なんてBMXの大会は準備がラクなんだろう!紙と鉛筆とテントさえ持っていけば絶対に盛り上がる。
ストリートは富山、石川、高山を中心に前日に大きな地震もありましたが、東京からもエントリーが、、!ビギナークラスはライディング歴一年未満の選手が中心に。ジャンプランプも飛んだことがないような選手達が血まみれになりながら楽しそうにジャムる様子が印象的でした。途中ビギナーだけに持ち技が無くなり出来る訳がないスーパーマン合戦になって玉砕していくのが笑えます。午後からのファイナルではお参りを終えてから参戦の(富山のBMXライダーはなぜかお坊さんが多いです)富山のトヨ選手がノートリックながらプッシュしまくりで三回玉砕、足首、ろっ骨、アゴと交通事故のような体になっていました。審査はギャラリーやライダーによる投票で行われましたが、大技をかなりメイクした高山のドイ選手を抜いて血まみれのトヨ選手が優勝。実力的にはドイ選手がブッチギリでしたが血まみれで笑うトヨ選手の迫力に負けて皆、トヨ選手に投票せざるを得ない結果になりました!おめでとう。その後のお参りでトヨ選手は正座が出来なくて困っている模様。
(写真は公開練習)
ストリートハイクラスは今年はプロライダーこそいないものの、諏訪のクワマン選手、高山の大西くんなど大きくてスムーズな動きのかなりレベルの高い選手の参加も多く盛り上がりを予感させました。そんな中、東京の立川からエントリーのキシン選手はリアルストリートスタイル。面白いライン取りや丸屋君仕込み?のスタイルあるtoフェイキーで独特のライディングを見せます。しかし、以外な伏兵が、、それはトライアルのトップライダーで筋肉番付にも出ていたらしい?カジタニ選手。スクリームの仮装で応援&遊びに来ただけなのに、そそのかされてトライアルバイクでエントリー。しかしさすがトップライダー!BMXの大会の流れをジャマすること無く、ミニランからのドロップ、人間飛びなど魅せるライディングで特別賞をゲット。全身タイツにスクリームのお面、商品のライトセーバー&ジェダイマントを身に付けた姿はなんの仮装か判らなくなっていました。
ラストワントリックジャムでは大西、としお、クワマンの三連バックフリップ、安田選手の飛び降り自殺、キシン選手のハンドレールへの180ダブルペグなど飛び出ましたが、結果優勝はトータルでスムーズ&スタイルがあった諏訪のクワマン選手が優勝!注目の大西選手はタイヤのバーストで残念な結果になりましたがインディアン風のスーパーマンなどレベルの高いトリックを炸裂させていました。
(写真は公開練習)
フラットLOWクラストーナメントはどうしてもトリックが似通った印象がありましたが、そんな中ネタを織り交ぜつつヒッチハイカー、フロントルーティンを決めてきた富山のハタノが優勝。ハイクラスはレペゼン小松のミタキックス、天才肌のノーブレーキライダータツヤ、「世界の」ケンジなど注目の選手が揃う中、決勝でケンジを倒し優勝に輝いたのは岐阜のナオキ選手。ノーブレーキリアトリック主体のナオキ選手ですが、異常なまでのバランスでスピンの軸がずれてもメイクまで持っていくのには驚き!トーナメント決勝では目で追えないほどのルーティンとバリエーションで攻める「世界の」ケンジ選手ですが最後の最後で足をついてしまうシーンも多くメイク率で上回ったナオキ選手が見事優勝!フラットは路面のコンディションに左右されやすいので難しいですね。
大会を終えて毎回思うのはホントBMXって最高だな!ってこと。ライダーも皆ナイスで熱くて自分をプッシュすることを知っている。スノースクートでもホリデイズなどでグッドなライダーを見かけるようになってきましたが、面白いライダー達がもっともっと増えてBMXと同じように「いえーい!」っていうイベントが出来ればいいな、、と思います。
参加してくれたライダーの皆さん、スタッフの皆さん、告知等を手伝ってくれたショップ、メーカーさん。協賛頂いたモトクロスインターナショナル、ジックジャパンさん本当にありがとうございました!大会の写真や結果は下記ローカルサイト等でもチェックできると思います。
★高山BMXライダー
★SOIL TRAIN
★ROUND THE WHEEL
★ride a street(動画有り)