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この夏より予約開始予定! スノースクート2020最新限定フレームキット ARデッキレス

いよいよ夏目前、そして今シーズンの冬を早くも心待ちにしているスクートユーザーさんも多いのではないでしょうか? そんな夏もスクートスピリットを忘れないスノースクートが大好きすぎるライダーさんに向けて、今回は今年の冬、2020シーズンに向けて限定生産が予定されているスノースクート フレームキットARデッキレスをご紹介いたしますよ〜!

初公開、ご覧の画像がARデッキレス。写真は最終プロトタイプより。
なんともシンプルでいかにも軽量に見えるスノースクートフレームですが、一体なにがそうさせているのかというと。。

なんと、足を乗せるデッキプレート部分が無い?!

ご覧の通りデッキがありません、、!
このARデッキレスモデルはここ数シーズン、少量生産されては完売が続いているARフレームキットをベースにさらに洗練したデッキ取り外し可能エディション。
もちろん、今シーズンもデッキがある通常のARフレームキットも限定生産されますよ)

実はデッキプレートは六角レンチで止めれるボルトで取り付け取り外し可能。別体デッキがちゃんとついているのでもちろん通常のデッキありフレームとして乗ることも出来ますよ。

デッキをつけた状態だと見慣れたスクートフレームですね。取り外しも簡単なのでメンテナンスなどもしやすいですよ。

こちらはフォーク部分。ARフレームシリーズならではの低重心フレームなのでハンドルが暴れにくいのが大きなメリット。 さらにボード取り付け穴も多いので色んなセッティングが試せますよ。

基本的な取り付け穴はボード脱着が簡単なSASシステム対応なのでボードをスライドさせるだけでボード取り外し出来ますよ。

そして通常のARフレームとの違いがもう一つ、それはボード取り付けボックスの位置。
リアボードの取り付けボックスが前側で4cmバックしているので取り付け出来ないボードもあります。

取り付け可能なボードは
トリニティプロダクツ トリニティDCシリーズ
今期発売予定のトリニティSSSTシリーズ
など最新の取り付けインサートホールを備えたボードはもちろん、
スノーバイクテック ゲイン、JYKK AP2などの最新ボード、
さらには古いボードや入門モデルボードでも3つのインサートホールが並んで空いているボードセットの多くが対応しますよ。

通常のスクートフレームを横に並べてみました。
リアボードの後ろ側の取り付けボックスは通常のスクートボード取り付けと同じ位置、そしてトリニティDC、SSSTボードのみ使うことができる8cmに取り付けボックスが一つ(これはARフレームシリーズに共通ですね)

さらにリアボードの取り付けボックスがデッキレスモデルは4cmバックしているのが見えると思います。

こちらはリアボード取り付け後ろ部分のアップ。トリニティシリーズのボードだと取り付け穴が多いので、この8cm内側についている前側のボックスが使えるてボードのしなりが8cm増えることになりますね。この8cmしなりが増えることで操作感がとても軽くなり、カービングターンでボードの食いつきがまして、バニーホップも軽い力で高く飛べるというスクートライダーの夢を叶える中級以上の方には堪らないボックス位置なんですね。

こちらがリアボード前側部分の取り付けボックスの比較。
デッキレスモデルは通常の取り付け位置より4cm下がっているのがわかりますね。この4センチ下がることによりリアボードの前部分が雪面に食い込むパワーが増し、さらに不整地では自由に動くボード部分が増えることでよりスキーやスノーボードのような柔軟でパワフルな滑りができるようになるんですよ。

このデッキレスのピッチで26,5cmという取り付け幅になっています。現存する世界のスクートフレームより12cmもしなりの長さが多いボード取り付けが可能になるんですね!!

もちろん、もっともっと取り付けピッチを狭くすると。。?と想像出来ますが、テストを重ねた結果、これよりも狭くなってくると緩斜面や柔らかい雪ではさらにエッジングしやすいメリットもありますが、スクートライダーならではのハイスピード、急斜面滑走となってくると取り付けが狭すぎることによってエッジングが途中でブレイクして抜けてしまったり、フロントボードとのしなりバランスが悪くなって無駄なターンの切れ上がりが増えてしまうのでARデッキレスの取り付け幅はバランスよくボードをしならせれる一つのベストポジションなんですよ。

もちろん、通常の広い取り付け幅もウインタースポーツが苦手な方でも自転車感覚でスクートを楽しめるというメリットもあるので、どの幅が一番いいとは決めれないのですが(海外ではインセイントイズスクートなどもっと狭いピッチのスクートフレームもありますよ)
スノースクートならではのハンドルスポーツの良さと楽しさを活かしながらボードやスキーのようにパワフルに柔らかい滑走をするにはオススメの実験的フレームがARデッキレスなんですね。

もう一つの特徴がデッキレスモデルだけに、もちろんデッキを外して滑走できるということ。

え?デッキプレートが無くて本当に滑れるの??と思われる方が多いと思いますが、しっかりと滑れます! どこに足を乗せるかというとフレームの横のパイプ部分と通常デッキの下に挟んであるウレタンEVAフォームに直接乗ることができるんですよ。

ゲレンデだとこんな感じですね! このEVAフォームに直接乗るという感覚がとても心地よくて、不安定感や足が滑る感じは全く無いんですよ。 デッキ一枚ないだけでスクートもかなり軽くなるのでバックカントリーなどにもオススメです。

取り付けブッシュの高さなどによりEVAフォームとパイプの間に段差ができる場合にはEVAフォームをカットして重ねて使ったり、デッキマットをEVAフォームの下に重ねたりして調整するといいですよ。

そして最後のポイントはトリニティシリーズとARデッキレスフレームを組み合わせて可能になる「ブッシュレス」スノースクート。

デッキレスだけでもびっくりなのに?ブッシュレスとは!?
写真はプロトタイプフレームですが、通常の取り付けゴムブッシュが付いていないのがわかると思います。

ARデッキレスならではのショートピッチでボードを取り付けることによりボードがゴムブッシュを使う以上にしなってくれるのでゴムブッシュを使う必要が無くなり、フレームとボードの間に高さを調整して緩まないスペーサーを挟むだけでブッシュを付ける以上にボードのしなりと滑走性を実現出来るんです。

ブッシュを使わないことで数センチスクート自体が低重心化するのでこの違いも大きいですよ。よりハイスピード、より不整地でもスクートが安定するのはまるでスポーツカーのようですね!デッキレスとあわせることで雪面の状態が足の裏で感じることが出来ます。スキーやスノーボードを楽しんできた方ならこの感覚、安定感はピンとくる方も多いはず。

自分の滑りにあわせて様々な取り付けブッシュを試して楽しめるのもスノースクートならではの魅力。そして色々試してきてもっとシンプルにボードの性能を活かしてみたいという方、ブッシュレス化もぜひオススメですよ。

ARデッキレスなら様々な高性能取り付けブッシュとの相性も抜群、さらにはブッシュレス化もしやすいので自分ならではのセッティングを試してみてくださいね。
お店にお問い合わせいただければどんな仕様もご相談、アドバイス致しますよ。

ブッシュレス化に必要なものは取り付けのボルトと間に挟むスペーサーだけ。今シーズンに向けて精度の高いトリニティブッシュレスキットも発売予定ですので、気になる方はそちらもお楽しみにしていてくださいね。

今回ご紹介のARデッキレスフレーム、取り付けピッチ穴の関係でトリニティDCボード、および今期発売予定の最新トリニティSSSTボードを組み合わせることが条件となってしまいますが、トリニティDC,SSSTを持っている、または購入予定の方はぜひARデッキレスで新しいスクートフレームの可能性を感じてみてくださいね。

今回ご紹介のARデッキレスフレームをトリニティSSSTボードで組み上げてブッシュレス仕様に。安定感がわかりやすいようにフェイキー走行をメインに滑っているYOUTUBE 動画も載せておきますのでその安定感をぜひご覧くださいませ。

ARデッキレス、ブッシュレス仕様のインプレッションはハトムギさんの動画でもご覧になれますよ。

ちょっと興奮して!?足早で文章ばかり多くなってしまいましたが、シーズンに向けてご予約の開始のご案内や詳しい情報をこのブログでも掲載していきますので気になる方はぜひこの夏もチェック&お問い合わせくださいね。

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この夏より予約開始予定 ARデッキレス スノースクート フレームキット